【講演概要】
映画『カニは横に歩く』上映後、社会福祉法人えんぴつの家の山田剛司事務局長が「ともに生きるを考える~障害者差別解消法と相模原事件の間で~」と題し講演した。
山田さんは学生時代に神戸で自立生活を送る障害者の介護を始めた。その経験を話しながら「生身の人間としての関係が大切」と語った。
また障害者差別解消法で仕組みができることを評価しながら、「関わり合い、関係がかわっていくことが大事」と話した。相模原事件については障害者が養護学校屋施設などに分けられている中で起こった事件であり、胎児が障害者と分かり中絶することが実質許されている社会のあり方が問題の根底にあると指摘した。
■山田 剛司 (やまだ・たけし) ■社会福祉法人えんぴつの家事務局長 |
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