「人権教育のための国連10年」兵庫県推進連絡会

スタディツアーin福山

行程	ホロコースト記念館⇒福山市人権平和資料館⇒部落解放同盟広島県連合会副委員長のお話⇒鞆の浦

【概要】
　10月28～29日、スタディツアーin福山が広島県福山市でおこなわれ、31人が参加しました。
　1日目は、ホロコースト記念館、福山市人権平和資料館を見学した後、部落解放同盟広島県連合会の山下真澄副委員長の講演を受けました。2日目は鞆の浦を訪れ、朝鮮通信使の歴史を学びました。
　ホロコースト記念館は、館長の大塚信牧師と「アンネの日記」のアンネ・フランクの父、オットーさんとの出会いをきっかけに1995年に作られました。ナチスによって虐殺された子どもたちが残した写真や作品、アンネの隠れ家やゲットーの壁の再現など、充実した展示を見ながら、ホロコーストの歴史を学びました。
　山下副委員長の講演「広島における部落解放運動の歴史」では、1998年の文部省「是正指導」に始まる広島県の平和人権教育への破壊攻撃や、2002年の特措法期限切れ以降の県内行政や近年の差別事件などが詳細に語られました。
　2日目に訪れた鞆の浦は、江戸時代に朝鮮王朝が日本に計12回送った朝鮮通信使が毎回寄港したところ。兵庫朝鮮関係研究会の高祐二(コ ウイ)さんの案内で、宿泊地だった福禅寺の客殿「対潮楼」などを訪れました。　　　　

▶ホロコースト記念館	▶福山市人権平和資料館
▶広島県連副委員長のお話	▶高祐二さんのお話（対潮楼）