「人権教育のための国連10年」兵庫県推進連絡会

スタディツアーin姫路～革のまちを歩く

行程	①高木地区フィールドワーク 皮革工場見学⇒高乃木神社⇒北中皮革労働争議跡 講師：大垣俊雄さん ②西御着地区 皮革の歴史学習、皮スキ作業の体験 講師：柏葉嘉徳さん

10月30日、人権教育ひょうごスタディツアーが、姫路市で開催され、台風が接近し、天候が心配される中、兵庫県内各地から49人が参加しました。
今回のスタディツアーは、「姫路・皮革のまちを歩く」をテーマに、『人権歴史マップ播磨版』（ひょうご部落解放・人権研究所）を活用したフィールドワークをおこないました。
午前は高木地区を訪問。まず高木総合センターで事前学習をおこなったあと、皮革工場や高乃木神社、北中皮革労働争議跡などをフィールドワークしました。
午後は、バスで西御着地区に移動し、西御着総合センター皮革資料室を見学後、皮革研究家（解放同盟兵庫県連合会西御着支部支部長）の柏葉嘉徳さんより皮革の歴史についてお話を聞き、「皮スキ」の体験をおこないました。
柏葉さんの元気で楽しい語り口に、笑顔と時には「笑い声」もあふれる楽しいひと時を過ごしました。参加者からは、「姫路には普段ほとんど来ることはないが、姫路の文化を今日知ることができ、また一つ自分の故郷である兵庫県の良さが分かった」「革を作る工程をはじめて体感することができ、革の歴史、部落の中心産業を学ぶことができました。そして地域の人々の熱い思いを感じることができました」「皮というキーワードから様々な歴史がわかった。地元である姫路について知らないことがまだあることに気がついた」などの感想が寄せられました。
今年は日帰りのスタディツアーとなりましたが、心配していた台風もどこかに行ってしまい、見学・体験等、予定通り実施され、充実したツアーとなりました。

▶高乃木神社	▶皮革工場
▶皮革資料室	▶皮スキ体験

このコースについてのお問い合わせは…

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