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「人権教育のための国連10年」兵庫県推進連絡会

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スタディツアーin京都~東山文化を支えた被差別民と現代の部落問題、平和を学ぶ~

行程 耳塚⇒方広寺境内⇒下鴨神社⇒加古川河川敷(出町デルタツラッティ千本(京都市人権資料展示施設)⇒龍安寺⇒立命館大学国際平和ミュージアム見学

【概要】
10月16日、「スタディツアーin京都」を開催しました。締切前の早い時期に定員が埋まるなど、大変人気のあったツアーで、構成団体、個人賛同者から47人が参加しました。

案内は、京都市人権資料展示施設「ツラッティ千本」の学芸員本郷浩二さん。

部落史の研究が深まる中で、部落の起源は江戸時代初期ではなく、中世に求める見方が定説になっています。この日は、中世に「河原者」と呼ばれる被差別民が生活を営んだ賀茂川河川敷(出町デルタ)や河原者の優れた作庭技術が残ると考えられる龍安寺などを見学しました。

また千本地域にある「ツラッティ千本」で同和地区の生活改善運動の歴史や戦後の同和対策事業、住民主体のまちづくりの様子などについて学びました。

その他、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、戦功の証として持ち帰った朝鮮人戦死者の鼻や耳を葬った耳塚や方広寺、1992年に立命館大学が設立した「国際平和ミュージアム」を見学しました。

参加者からは「被差別民の歴史や現在の部落問題がよく理解できた」といった感想が寄せられました。

   
 ▶賀茂川河川敷 ▶龍安寺石庭(上の写真は下見時に撮影)
   
 ▶ツラッティ千本で地域の歩みを聞く ▶耳塚の前で記念撮影

     

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