1日目 | ■大村コース 天正遣欧少年使節之像⇒放虎原殉教地跡⇒本経寺⇒大村小学校⇒針尾山トンネル工場⇒鈴田牢跡 |
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2日目 | ■長崎Aコース 崇福寺 ⇒ 大音寺・晧台寺 ⇒ 鹿解川 ⇒ 眼鏡橋 ⇒ サン・フランシスコ教会跡 ⇒ サント・ドミンゴ教会跡(資料館) ⇒ 長崎会所跡 ⇒ 筑後町通り ⇒ 26聖人殉教地(西坂公園) ⇒ 西坂小学校周辺 ⇒ 中馬込小学校跡 ⇒ 聖徳寺 ⇒ 浦上青年会館跡 ⇒ 涙痕の碑 ■長崎Bコース 浦上天主堂 ⇒ 永井隆記念館 ⇒ 聖フランシスコザベリオ堂跡 ⇒ 平和公園 ⇒ 爆心地公園(松山町) ⇒ 山王神社 ⇒ 坂本町国際墓地 ⇒ 真宗青年教会跡 ⇒ 浦上町原爆犠牲者慰霊塔 |
【概要】
「人権教育ひょうご」は10月8日~10日の日程で長崎スタディツアーを開催し、構成各団体、個人から29人が参加。長崎市内と大村市内にある「人権ゆかりの地」を訪ね歩きました。
大村市内のフィールドワーク(以下FW)では、多くのキリシタンが処刑された放虎原斬罪所跡や、わずか6坪に33人が押し込められていたという鈴田牢跡、日本の近代女子教育者で知的障がい者福祉の創始者・石井筆子の像や終戦直前に海軍航空本部を地下に移すために掘られた針尾山トンネル工場跡などを見学しました。
翌2日目は「長崎の部落史を歩く」「原爆と部落とキリシタン」の長崎市内の2コースをFW。鹿の解体が名前の由来と思われる鹿解川や「長崎の鐘」などの著書で知られる永井隆博士の記念館、緑町(旧浦上町)に建立されている涙痕の碑など、真夏のような暑さの中、一日をかけて歩きまわりました。
3コースをまわって感心したのはよく練られたコース設計であるということです。今年3月に発刊されたガイドブックも分かりやすくまとめられており、NPO法人長崎人権研究所の仕事に感心しました。「長崎のまちづくり、キリシタン迫害、中国・オランダとの貿易、そして原爆の惨禍、長崎の顔が一つ一つ部落の歴史に重なる」(ガイドブックより)ことを体験した貴重なスタディツアーとなりました。
またタイミングよく、「阿蘭陀船」「太鼓山(コッコデショ)」など、ポルトガルやオランダ、中国文化の風合いを色濃く残した市内最大のおまつり「長崎くんち」を楽しむこともでき、有意義な2泊3日になりました。
▶阿南重幸さん(長崎人権研究所) | ▶天正遣欧少年使節之像 |
▶放虎原斬罪所跡 | ▶鈴田牢跡 |
▶大音寺 | ▶26聖人殉教地 |
▶平和公園 | ▶永井隆記念館 |
▶山王神社 | ▶原爆資料館 |
▶卓袱料理 | ▶長崎ねこ |
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