「人権教育のための国連10年」兵庫県推進連絡会

スタディツアーin大正

行程	リバティおおさか（大阪人権博物館）⇒大正⇒金城馨さん（関西沖縄文庫）のお話

【概要】
　人権教育ひょうごの「スタディツアーin大正」が10月28日、大阪市大正区を中心におこなわれ、32人が参加しました。
　午前中はリバティおおさか（大阪人権博物館）を見学し、午後に大正区に移動。関西沖縄文庫の金城馨さんの案内でフィールドワークし、関西沖縄文庫で金城さんの講演、意見交換をおこないました。 大正区は区民の約４分の１が沖縄にルーツをもつと言われています。第１次世界大戦後の深刻な不況の中で、沖縄から生きる術を求めて阪神間に来た人々は、「朝鮮人・琉球人お断り」の張り紙が出され、仕事に就けずアパートにも入れないという差別の中で、大正区や尼崎市などにコミュニティを形成しました。 金城さんは、そこで生き抜いてきた人々の生活や思い、そして、沖縄に集中する米軍基地の問題について、本土の側が当事者意識を持って考える必要性などについて語りました。

▶関西沖縄文庫	▶具志堅幸司（大正区出身のロサンゼルスオリンピック金メダリスト）顕彰碑前で
▶関西沖縄文庫の近く	▶沖縄や九州南部で道路の突き当りなどにある、魔除けの石敢当（せきかんとう）